同級生交歓 文藝春秋 掲載記事

道立帯広柏葉高校

進藤榮一 (一般社団法人アジア連合大学院機構理事長)

東京・千代田区 霞山会館サロンにて(撮影 本社・榎本麻美)
(右から)
  • 東京理科大学名誉教授
    斎藤久
  • 北海道音更町監査委員
    山本忠淑
  • 社民党北海道連合顧問
    山内惠子
  • イノテック取締役
    村瀬光正
  • 一般社団法人アジア連合大学院機構理事長
    進藤榮一
  • 鎌倉論語会館館長
    佐藤敏彦
  • 韓国・保寧製薬グループ顧問
    山河正信
  • 日本アーテック代表取締役
    柳谷圭政

 北の大地に夢見た開拓者たちの三代目、道立帯広柏葉高校八期、昭和三十三年卒。なお現役の八人の侍が一堂に会す。「公明正大の心情を養うべし」を謳う道内屈指、創立九十二年の名門校。後輩に中島みゆき、吉田美和、安住紳一郎の著名タレント。我らは文武両道、至極真面目な面々だ。

 紅一点の山内は土井チルドレンで衆議院議員、日教組女性部長を務め、なお活動中。久保栄の名作『火山灰地』の青年技師のモデルを父に、旧樺太から引き揚げ。斎藤も同じく樺太引き揚げ組。中野好夫門下で米英文学者、フォークナー研究家。村瀬も旧満州奉天から引き揚げ、開拓者魂を実業界で存分に生かし、野村総研副社長、ジャフコ社長等を歴任。山河は青年会議所活動でフットワークよく、韓国最大手の製薬会社日本代表を務めた。柳谷は、日本土地山林社長や原美術館常務理事も兼務。控目で温和な顔から想像できない実業家になった。山本は、北海道で大牧場経営、音更町議四期目を務める地元名士。佐藤は、NTTエリート部長から論語啓蒙活動家へ華麗な転身、湘南で中国の名詩を詩(うた)うコンサートを主催。進藤は、アメリカに憧れフルブライト留学。猪木正道に師事し国際政治経済学者に。海外活動多く筑波大教授を経て、いまアジア人材育成のための「霞が関アジア中国塾」を霞山会館フロアで開校する。

 人間至るところ青山あり。北のフロンティア精神とかつての級友たちに遠く想いを馳せる。

進藤 榮一

この記事の掲載号

2015年4月号
2015年4月号
「見たことのない戦争」が始まった
2015年3月10日 発売 / 定価880円(税込)
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