同級生交歓 文藝春秋 掲載記事

鹿児島県立甲南高等学校

市之瀬洋一 (ヴォイスフィールド代表取締役社長)

鹿児島・鹿児島市 甲南高等学校にて(撮影 本社・山元茂樹)
(右から)
  • 格付投資情報センター取締役会長
    鮫島正大
  • フューチャーアーキテクト代表取締役会長
    金丸恭文
  • ヴォイスフィールド代表取締役社長
    市之瀬洋一
  • 北海道大学副学長・大学院文学研究科教授
    望月恒子
  • 日本化学会常務理事兼事務局長
    川島信之
  • 鹿児島県育英財団事務局長兼常務理事
    瀬戸上護

 昨年の暮れも日本人のノーベル賞受賞で沸いた。母校・鹿児島県立甲南高等学校の赤崎勇先輩のノーベル物理学賞受賞(二〇一四年)記念碑前に、一九七二年卒業の六人が顔を揃えた。

 外国文学に没頭していた望月(旧姓松岡)さんは東京大学でロシア文学を専攻して、北大教授に。文学部長を経て現在は副学長を務める。金丸は神戸大卒業後ITコンサルティング会社を起業。経済団体の要職や政府の委員を務める。高校時代はハンドボール部エースとして活躍。母校創立百周年には記念講演を行った。鮫島は東大で政治史を中心に学んだが、卒業後は日銀に入り経済に関わってきた。七年前に現在の会社に転じ、社業を通じて金融・資本市場の活性化に取り組む。生徒会副会長だった川島は、バスケット部補欠にして全国高校駅伝県予選五区を完走。大阪大学を卒業後三井化学で新製品開発の道へ。その後歴史ある日本化学会へ進み赤崎先生のノーベル賞授賞式にも同行した。瀬戸上は鹿児島大学理学部卒業後、教職一筋。四十年ぶりに校長として母校に戻り、世界で活躍する人材の育成を目標に文武両道に於ける生徒たちの活躍を見守った。生徒会長だった市之瀬は現在まで続く鶴丸高校とのスポーツ対抗戦(甲鶴戦)を企画。東京藝術大学、二期会でオペラを学んだ後会社を設立。ディズニー他の音楽ディレクターを務める。

 今年創立百十周年を迎える母校は「めざせ! 二十一世紀薩摩スチューデント」と銘打った新構想を立ち上げ、文科省スーパーグローバルハイスクールの指定も受けた。これからますます楽しみな我らが母校である。

市之瀬 洋一

この記事の掲載号

2016年3月特別号
2016年3月特別号
芥川賞発表 受賞作二作全文掲載
2016年2月10日 発売 / 特別定価930円(税込)
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