2002年 新年特別号

2002年 新年特別号 遺書 80人 魂の記録
2001年12月10日 発売 / 特別定価730円(税込)

だつた考 葭の髄から 57   阿川弘之

秘密のコレクション   中野翠

牧師志望が社長に   池田守男

美味しい牛肉と不味いカンガルー肉   上橋菜穂子

老子の『道徳経』に支えられて   婁正綱

夕刊やめるべし   徳岡孝夫

奇妙な符合   小野光則

長すぎたイタリア   豊福知徳

夢のゆくえ   土岐迪子

「誤認逮捕」三十二年目の核心   祝康成

アフガニスタン   南條範夫


特殊法人解体に妥協はない   猪瀬直樹/堀内光雄
焦点の二人

「民営道路公団」時価総額は3兆円   山田晴信


日本版401kの落とし穴   伊藤雄一郎

弱肉強食リップルウッドの実像   菊池雅志


銀行・金融庁10年の罪業   金子勝
公的資金を食い潰した責任がなぜ問われない?


ベトナムとアフガンの「距離」   D・ハルバースタム
ベトナム戦争から斬り込む最新「アメリカ分析」

テロ報復 イラク爆撃はあるか   中西輝政/春名幹男

米国はジハードがわからない   アブデル・バリ・アトワン

特集 書かれざる昭和秘史

近衛文麿 対米和平工作の全容   ロバート・フィアリー
戦争回避のため近衛とグルー大使が練った秘策

末次一郎という国士がいた   吹浦忠正

石原莞爾 戦略家 と里見甫 阿片王 の満州   西木正明/福田和也
満州が戦後の礎を築いた

創刊80周年特別企画

遺書 80人魂の記録

松本清張   努力すること

山田康雄   すてきな人生だったよ

秩父宮雍仁   平々凡々たる人間

山中貞雄   チトサビシイ

梅原龍三郎   弔問供物は固辞

宮沢賢治   我儘者をお赦しください

江藤淳    形骸を断ずる

杉山登志   「夢」がないのに

島田三敬   会社の生命は永遠です

原敬   位階勲等は好まざる

水上源蔵   南方ヘ転進ヲ命ズ

円谷幸吉   もう走れません

永井荷風   住宅は取り壊すべし

桂文楽   あばらかべっそん

伊藤整一   最愛のちとせどの

尾崎秀実   一切の過去を忘れよ

溝口健二   ラスト・シーンもできた

畑山博   現し世から引越します

山本五十六   やがてあと追ふ

沢田義一   雪崩に閉じ込められて

松濤明   友ヲ捨テルニシノビズ

中山義秀   読者へ

鶴田浩二   それを男と称します

中原中也   静かな部屋に帰るがよい

大石清   かたみなどより

檀一雄   放浪の果てのモガリ笛

玉錦三右衛門   締め込みを持って来い

広田弘毅   ママノメイフクヲ

村中孝次   君が非常に好きだつた

野中五郎   デワ チャヨナラ

宮崎邦次   断腸の想い

沖雅也   涅槃でまってる

萩原朔太郎   病ひ医えざる

川島芳子   家有れど――

堀口大學   水に沈んだ月かげです

田宮二郎   一生涯愛を捧げる妻へ

佐佐木茂索   相当な一生であつた

由比忠之進   死をもって抗議する

前田夕暮   わが死顔

大河内清輝   また、楽しく

竹久夢二   かつこうの啼く音は

賀原夏子   生ける仲達を

青木雨彦   冬木の影に透き通る

岩崎彌太郎   孫權は望まぬぞ

遠藤周作   小説のために

会津八一   ひびけこのかね

山崎晃嗣   すべて精算カリ自殺

逸見政孝   生死は五分五分

西田幾多郎   やかて汝も休らはん

純多摩良樹   最上川が目に浮かぶ

尾上菊五郎   踊り踊りてあの世まで

調所五郎   卑怯者と思はれたくない

河口博次   飛行機は降下中だ

武者小路実篤   生て帰るつもり

一ノ瀬泰造   地雷を踏んだら

白川健一   感謝しながらさようなら

火野葦平   作家としては本望だ

三遊亭一朝   粋な年増がゐるかしら

三遊亭金馬   無事死去つかまつり候

宮武外骨   死體買取人を求む

北原白秋   水郷柳河こそ我が里

植村直己   マッキンレー、登るぞ

満淵正明   日本の悲劇が家庭に

佐藤紅緑   皇室への忠愛は第一義

大西瀧治郎   百万年の仮寝かな

敷島隊の五人   機上より家を見ました

原民喜   僕は雲雀になつて

金子光晴   それで結構毛だらけです

寺山修司   私の墓は、私のことば

芥川龍之介   父は汝等を愛す

吉行淳之介   花を渡し遺影の前に

菊池寛   させる才分なく

太宰治   小説を書くのが嫌に

山田風太郎   死こそ最大の滑稽事

白洲次郎   葬式無用戒名不用

石川達三   他に言い残す事なし

新国立劇場は誰のものか   浅利慶太
国費投入に胡坐をかく一部演劇人に猛省を促す

女が男を選別する時代   渡辺淳一

フェルメールはなぜ盗まれる!?   朽木ゆり子


手記

鈍重な巨人 脳梗塞からの生還   多田富雄
私は生きていた。半身不随となり、声を失っても


ハリー・ポッターの魔力   川端裕人/小谷真理

がんを放置したらどうなる   近藤誠


一七〇枚一挙掲載
墜落記 私は死と向かい合った   沢木耕太郎
向田邦子を偲ぶ会、米国テロ事件。何かが起こる予感があった


小泉「名」を取り抵抗勢力「実」を取る   赤坂太郎

新連載 杖下に死す 第三回   北方謙三


文春ブック倶楽部

新聞エンマ帖


▼丸の内コンフィデンシャル ▼霞が関コンフィデンシャル ▼映画漫歩 ▼オヤジとおふくろ ▼詰将棋・詰碁 ▼広告情報館 ▼マガジンラック ▼釣味三昧 ▼ゴルフ ▼棋士の履歴書 ▼短歌・俳句 ▼目・耳・口 ▼百花事典 ▼三人の卓子 ▼蓋棺録


私の東大論 36 共産党「赤化運動」激化と「一人一殺」   立花隆

テレビの黄金時代 13 萩本欽一の輝ける日々   小林信彦

三国志 9   宮城谷昌光

愚図の大いそがし 143   山本夏彦

愛する源氏物語 25   俵万智


グラビア

▼日本の顔(佐藤愛子) ▼Face 犬と生きる女性たち ▼白洲正子の家 ▼「虎の檻」とアオザイ ▼同級生交歓 ▼文士の散歩みち 4 松江

カラー ▼女形の世界 尾上菊之助 ▼いい街すし紀行 16 神戸・下山手又平 ▼小さな大物(山本容子) ▼文春LOUNGE(東儀秀樹のもうひとつの旅/NewsSensor/スーツを脱いで、休日クルーズ/ヘルシー標本箱)


短歌…岡井隆  俳句…津田清子  詩…建畠晢

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