同級生交歓 文藝春秋 掲載記事

京都市立紫野高校

泉谷直木 (アサヒグループホールディングス社長)

東京・墨田区 アサヒグループホールディングス本社にて(撮影 本社・橋本篤)
(右から)
  • アサヒグループホールディングス社長
    泉谷直木
  • 葵プロモーション相談役
    高瀬哲

 私たちが卒業した京都市立紫野高校は、臨済宗大徳寺派大本山の大徳寺寺域に昭和二十七年に創設された。境内には二十以上の塔頭があり、お坊さんの法話や貴重な文化財にも触れることができた環境だった。

 校訓は「自由と規律」で、当時から制服はなく自由な雰囲気が特徴だった。

 高瀬は卓球部に属していたが、実は画家を夢見る美術青年だった。その夢が転じて映像制作会社である葵プロモーションに入り、制作畑で活躍。その後、社長に就任し、今は相談役として現役の支援に回っている。高瀬とは六年前に四十年ぶりに再会した。新聞に社長就任の顔写真と記事を発見して、連絡をとり、それから年に何回か酒を酌み交わす付き合いになっている。お店は決まっていつも京都つながりの赤坂の料理屋さんである。お互いに現役を退いたら、京都の小奇麗な店で仲間を集めて酒盛りをしようと企てている。

泉谷 直木

この記事の掲載号

2012年3月特別号
2012年3月特別号
第146回芥川賞発表
2012年2月10日 発売 / 特別定価890円(税込)
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