2012年3月臨時増刊号

2012年3月臨時増刊号 3・11から一年 100人の作家の言葉
2012年3月1日 発売 / 定価980円(税込)

巻頭詩

言 葉   谷川俊太郎

巻頭特別寄稿

あれから   瀬戸内寂聴

戦中世代の生き残りとして   伊藤桂一

「想定外」を受容する   曾野綾子

私の覚悟   佐藤愛子

山河破れて国在り インタビュー  五木寛之

個別の希望 インタビュー  村上龍

あの日の海   よしもとばなな


白熱討論6時間

14人大座談会 「平成日本のいちばん長い日」

経産相、首相補佐官、警察、消防、自衛隊、被災町長、医師、地元新聞社社長、教師、牡蠣養殖家、棋士、作家。
まったく異なる立場で3・11の修羅場を体験した14人が一堂に会し、東日本大震災が日本人に何をもたらしたか、徹底的に語り合う。

荒谷栄子(宮古市立田老第三小学校校長) 池田克彦(前警視総監) 石井正(石巻赤十字病院外科部長) 一力雅彦(河北新報社社長) 海江田万里(元経産相) 菅野武(前公立志津川病院勤務) 佐藤康雄(前東京消防庁警防部長) 高樹のぶ子(作家) 畠山重篤(牡蠣養殖家) 馬場有(福島県浪江町長) 火箱芳文(前陸上幕僚長) 馬淵澄夫(元首相補佐官) マイケル・レドモンド(囲碁九段) 島田雅彦(作家)=司会


震災文章2012

戦災と震災

河野多惠子 意気地なし

野坂昭如 あらゆるものを否定せよ

津本陽 東日本震災に思う

林京子 絶望はしたくない

西村京太郎 人間は、どんなに辛い時でも笑うことが出来るのだ

小林信彦 地震国に原発は無用

森村誠一 生存から生活へ命の階段

黒井千次 天災と人災

筒井康隆 虚構への昇華について

阿刀田高  物よりも心を

東北へ 東北から

津村節子 三陸の村

長部日出雄 日本人の活力の源泉

林真理子 あの日々。

荻野アンナ 避難所は日本の縮図だ

高橋義夫 うしなわれた写真

中村彰彦 記憶さえ揺り動かされて

熊谷達也 自然によって試されているのは誰か

宇江佐真理 甦れ福島 甦れ東北

佐伯一麦 月を見る

瀬名秀明 時間と希望

乃南アサ 後ろめたさという十字架

馳星周 電柱

森絵都 石巻再訪

平松洋子 直視して得る「勁さ」

綿矢りさ 地震後

いしいしんじ 目に見えない光にあふれかえるところ

玄侑宗久 光の山

様々な視点

宮城谷昌光 あの日の光景

村田喜代子 わたし一人の震災記

高村薫 被災地から遠く離れて

多和田葉子 ケルンシュメルツェ

小池真理子 失われた言葉

篠田節子 私事、国難、ルーティンワーク

西木正明 大災害が国の形を変える可能性

夢枕獏 三月十五日の晩餐

ねじめ正一 まだ揺れる

花村萬月 対岸の火事

佐藤賢一  より主体的に行動する

町田康 信じの苦しみ

松浦寿輝 風穴は開かなかった

堀江敏幸 重心をずらす

阿部和重 This Will Be OurYear

中村文則 未来に

桜庭一樹 わたしたちの瑕疵

楊逸 おにぎりの衝撃

津村記久子 「一人ではない」のその先で

中島京子 ああ「勘違い」

西村賢太 下向きながらも

真山仁 私になにができるのか

石田千 灰の人

柚木麻子 「文芸あねもね」との出会い

高樹のぶ子 散る花の美

津島佑子 「文学」の抵抗力

柄谷行人 一二〇年前と今


「文藝春秋」が見た 関東、阪神・淡路、東日本大震災

アーカイブス 関東大震災 1923・9・1

完全復刻 震災文章

芥川龍之介 久米正雄 加能作次郎 宮地嘉六  佐佐木茂索 今東光 横光利一 武川重太郎 宮崎光男 大木雄三 岡栄一郎 田中純 石濱金作 川端康成 中河與一  小島政二郎 菊池寛  佐々木味津三 直木三十五 一読書生 解説/片山宏行

アーカイブス 阪神・淡路大震災 1995・1・17

黒岩重吾 地震に思う

田辺聖子 災厄記

藤本義一 心的外傷後ストレス症候群

吉村昭 歴史はくり返す

アーカイブス 3・11以降

ドナルド・キーン なぜ、今「日本国籍」を取得するか

重松清 チェルノブイリで考えた東北の明日

万城目学 やけどのあと

辺見庸 神話的破壊とことば

吉本隆明 精神の傷の治癒が最も重要だ

天童荒太 痛みの距離

桐野夏生 被災した「北リアス線」に乗る

井上荒野 庭

古井由吉 埋もれた歳月

石原慎太郎×藤原正彦 対談
日本人よ、自らの剣で運命を切り拓け

塩野七生×安藤忠雄 対談
被災地の子どもたちに10年募金を!


特別企画

世界の作家から日本人へ
中国とカナダから届いた、震災後の日本人へのメッセージ

莫言 壊滅の中での省察

マーガレット・アトウッド 希望はすでにあるのです


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