同級生交歓 文藝春秋 掲載記事

私立武蔵高校

中村明一 (作曲家・尺八演奏家)

東京・練馬区 私立武蔵高校前にて(撮影 本社・杉山秀樹)
(右から)
  • スイス兼リヒテンシュタイン大使
    前田隆平
  • 昭和女子大学特命教授・キャリア支援センター副センター長
    磯野彰彦
  • 建築家・東京理科大学教授
    宇野求
  • 作曲家・尺八演奏家
    中村明一
  • 株式会社紀伊國屋書店理事
    牛口順二
  • ジャパン・インダストリアル・ソリューションズ社長
    岡昭一
  • 演劇評論家・近畿大学文芸学部教授
    西谷雅英

 私達は私立武蔵高校を一九七三年に卒業した。中学から在学していた一九六七-一九七三年は、世界も日本も大きく揺れ動いた激動の時代であった。また、当時武蔵も非常に特別な教育を行っていた。それは、多様な本を読み、自ら調べ、自ら考えることを促す教育であった。振り返ってみればこの六年間は、現在の私達を形作るに当たって、非常に重要な時代であったといえる。

 そこで西谷をリーダーとして、個性豊かなこの七人が編集委員となり、昨年秋に本を出版した。「僕らが育った時代 1967-1973」である。

 前田は、この一月に国土交通省国際統括官から、スイス兼リヒテンシュタイン大使に就任。磯野は、毎日新聞社の局長から昭和女子大学特命教授、キャリア支援センター副センター長に転身。宇野は、建築家として東京理科大学の教授、日本建築学会理事として活躍している。牛口は、紀伊國屋書店の理事として電子書籍事業を担当すると共に日朝関係史の研究も行っている。岡は、PwC FASの社長からジャパン・インダストリアル・ソリューションズ株式会社の代表取締役社長になり、忙しく飛び回っている。西谷は、演劇評論家西堂行人として第一線で活躍すると同時に近畿大学教授でもある。私は作曲家、尺八演奏家という職業の傍ら、「呼吸」と「倍音」の研究を行っている。

 皆、超多忙の中、この本の編集のために二年近く毎月よく集まったと思う。毎回大変盛り上がった。今、続編を準備中である。

中村 明一

この記事の掲載号

2013年4月号
2013年4月号
安倍内閣は日本を救えるか/天皇家と東宮家「それぞれの家計簿」
2013年3月9日 発売 / 定価840円(税込)
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